こども美術教室 がじゅく 聖蹟桜ヶ丘スタジオのブログです。日々創作活動にいそしむ子供達の表情や毎回の授業の報告などを発信しています。(子供のための造形・絵画教室)

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2012年3月16日金曜日

3/16(金)の授業報告

どうしてこうも、年度末になるとバタバタするんでしょうね〜

そんな忙しい毎日ですが、こどもたちと過ごす時間はゆっくり経過して欲しい。と思う今日この頃です。

さて、本日の課題は「飛び出す絵本」制作でした。

画用紙に着彩をほどこし、図形を描き、切り出していく。
冊子を作り、切り出した図形を貼っていく。


文字にすると、なんとも簡単になりますが、そこにある過程はたくさんの事柄に満ちていますね。


さて、制作風景を見ていきましょう。


画用紙に着彩をほどこしているところ。
彼は、とてもアイデアが豊富。
画用紙の周囲から中心にかけて、絵の具の濃淡を使って色をのせていきます。



こちらは、「にじみ」を使いながら色をのせていますね。
最初に水のみを紙に塗り、そこに絵の具をのせると、、、あら不思議!
じわわわわーーーーん!と、絵の具が広がっていきますよ〜


こちらは、乾いた色紙を切り出しているところ。
幾何形体だったり、オリジナルの形だったりとたくさんの形が登場。
丁寧に切り出していきます。


今日の成果は。







たくさんの「色紙」ができあがり、切り出しに入った子もいれば、色作りにこだわり「色紙」を作った子と様々。

そして、少年クラスともなれば、絵の具が乾く間に次の工程の仕事や、別の制作をこなしていくといった計画性も出てきます。



また、彼ら彼女らには制作の過程で「ああしたい」「こうしたい」と、イメージがあります。

この「イメージ」なんです。ともて。

制作過程で「どうしようかな???」と選択に迫られたときに決断の軸になるからです。


「どうしたいの?」と話をしていけば、必ず「こうしたい。」という意志、意見が見えていきます。


そういった、「選択」や「思考」が決断を導き出してくれるんだと思います。




来週は「飛び出す絵本」仕上げていきましょうね!


担当した先生は、アキヒロ先生と金野のぞみ先生。(記:アキヒロ先生)