こども美術教室 がじゅく 聖蹟桜ヶ丘スタジオのブログです。日々創作活動にいそしむ子供達の表情や毎回の授業の報告などを発信しています。(子供のための造形・絵画教室)

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2014年6月8日日曜日

聖蹟6/8(日)の授業報告

梅雨入りし、雨が降り注ぐ今日でしたが、いつもと変わらず元気いっぱいに生徒さんたちがじゅくに来てくれました。出来上がった作品もなんだかにぎやかですよ(^O^)
では早速、授業報告です。今日は色や文様から想像力をはたらかせて作品をつくる課題でした。
パレットの中で色をつくりそれを半分に折った画用紙の紙片の片面にのせていきます。
それをパタンと二つ折りにしてギュウっとこすり合わせ、開くと……
左右対称の文様が現れます。この方法はデカルコマニーといい、自分が選んでのせた色と折り合わせることで偶然性がつくる流動的な文様が生徒さんの想像力を刺激してくれそうです!
みんなのデカルコマニー(*^^*)それぞれユニークなパターンですね!
ここからどんな作品が生まれるでしょう。
つくったデカルコマニーの文様を切り取り貼り付け、絵の中でどんな役割りにはまるのか、考えながら描いていきます。この作品には自然にデカルコマニーが良く溶け込んでいますね(^。^)
食虫植物や昆虫、毒トカゲ、モミの木、狩人のズボン!良く見るとたくさんの場所に使われています。
この作品は淡い色のデカルコマニーをヒラヒラ舞う蝶々を表しました。
背景の深い色と対照的な蝶々の淡さ、華奢で繊細な蝶々らしさがこの絵から漂って来ますね。
一方、この作品は同じ蝶々をモチーフにしていますが、雰囲気が全く違いますね!
文様を切り取る部分を工夫して羽のところにいい柄がくるのをコントロールしているところは感覚の鋭さを感じさせます。
最後の作品は面白い(^O^)かなり自由に課題と向きあってくれていますね!
デカルコマニーで文字をつくるところやお花の傾き加減や飛び出て行った蝶々その大胆さがこの絵の魅力です!
わたしこの絵を見ていたらクスクスと心がくすぐられるような気がするのです。
不思議ですね、これでいいんだよ!と、あっけらかんとした清々しさがあります。

今日完成出来なかった生徒さんはまた次回の課題がひと段落してから続きを作っていきましょう。

では、また次回楽しみにしていてください(*^^*)



担当したのは、ふみこ先生としょうりん先生とみほ先生でした。(記:みほ先生)

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