あれ‥?
と今日はなんだか不思議な顔でスタジオに入ってきた生徒さんが多かったですね。
机が取り払われた教室に、絵を立てるイーゼルが並んでいて、その前には‥
これ本物?
はい。本物です。の魚の干物。3本。
干物のモチーフの上にはまるまる一匹つやつやした魚の剥製も飾ってありましたね。どこを描こうかな?と決めた後、イーゼルの置き方、姿勢、鉛筆の持ち方、構図のとり方など‥説明ちゃんと聞けたでしょうか。これは普段絵を描く時も頭に入れておいてほしいことなので、覚えてくといいですよ。
鉛筆で練習をした後、本番の画用紙には、尖らせた割り箸に墨汁をつけて描きましたね。
なんだかんだ言いながらも、みんな目の前のモチーフを見ながらせっせと描いていましたね。
逆に目の前のモチーフと自分の描いたもののギャップに手が動かなくなってしまう子も。
その気持もよくわかります。
いいのです。最初は違ってもいいや。というくらいの勢いで描いて、あとで直せばいいのです。描かないと、その魚に似ているのか、なんか違うのか、ぜんぜん違うのか、何もわからないです。
どんどん描いて、たくさん描いて上手になっていって欲しいです。がんばれ〜
中高生クラスも魚の干物のモチーフを見ながら描きました。
あれ?あれ?と言いながら、どんどん形を動かいて、探っているのが伺えますね。
墨汁で書いているので線は消えないですが、それでもこうやっていい形を探っていくのがとても大事なことです。
こちらはそのモチーフの持つリズムというか特徴をよく捉えています。
必ずしもそっくりそのままでなくても、そのものが持っている印象、そのものらしさを出せるといいですね。
う〜ん。難しい。
担当したのは、はるか先生とちひろ先生でした。(記:ちひろ先生)