初日の今日はみんな少し緊張した面持ちで画塾にやってきましたね。
初めての場所で初めてのお友だちと何かするのはドキドキするよね。先生も同じく、みんなが楽しくできるといいなぁとドキドキしていました!
自己紹介を終えて、コリコリの緊張をほぐすウォーミングアップの線や形を描いたらいよいよ本番に。
幼児クラスの課題は墨つけの技法を使って蜘蛛の巣と虫たちを描きました。
太い毛糸をグッと引っ張ってパチンと指で弾くと、勢いのある面白い形の線が現れます。パチンパチン、毛糸を移動してまたパチン!蜘蛛の糸が張り巡らされてきました。その蜘蛛の巣に、ウォーミングアップでも練習した昆虫たちを場所を考えながら乗せて完成!種類の違う3匹の昆虫が仲良く並んでいたり、ちょうちょを追いかけるクワガタがいたり、蜘蛛の巣の向こうに遠くの景色が見えたり、それぞれの世界が出来上がりました。
少年クラスはモノトーンで描く静物画です。
聖蹟スタジオではコブラとマングースの戦いが繰り広げられています!もちろん剥製ですが、牙をむいたマングースと、やはり口をあけたコブラが睨み合っていてなかなか迫力があるのです。
2日間の課題の初日の今日は、まず下地づくりから。白と黒の絵の具を広いお皿の端端にたっぷり出して、刷毛で混色しながら画面にのせていきます。濃淡がつくと、空間の奥行きが生まれてきてなんだかいい感じ。乾かしている間に線の強弱や色の濃淡の練習もしましたね。どんな絵にしようかとエスキースをしていよいよ本番。よく見てもよく見ても蛇のニョロニョロしたからだの動きを描くのは難しいけれど、明日も粘って頑張って完成しようね!
担当はふみこ先生でした。