こんばんは。聖蹟スタジオ中高生クラスの授業報告です。
今日はそれぞれ続きの課題を進めていきましたが、学校の課題を持ってきてくれて、少しアドバイスさせていただいた生徒さんもいらっしゃいました。
中高生ともなると、もちろん技術も高くなっていて、その作品についての話も難しいものになってきます。
視点や、それに伴う遠近の見えかたの違い、質感…それらを、目の前にモチーフがそのままあり、観察して読み取れればまだ良いのですが、イメージ画だったり、別々の資料の要素を組み合わせたりして作り上げていくとなると更に高度になってきます。
先生は感覚的なところがあるので、理論的に納得いくように説明できない時があります。
なので実際に描いて、作って示していくときがあるのですが、それをみんなが見て再現してみてくれたり、もっと上手く利用してくれたりします。
アドバイスしているつもりが、逆に助けられていますね。
さて、こちらは高級なクッキーのように綺麗で美味しそうですが、ミニチュアカフェの部品たちです。
作者さんは、これだけ作るのに一コマかかってしまった!と言っていましたが、作ることは時間がかかることです。特に高い技術で作ろうとすればするほど時間がかかります。職人のようにしょっちゅうその作業をしていなければなおさらです。
今年のがじゅくてんは先生も立体作品出展。きっと制作に時間がかかるんだろうなぁ。一緒に悩んでいければと思います。
線や形にこれだけ魅力があるのが羨ましいです!
描いたものにある世界観が伴っているのも良いですね。
鉛筆画の魅力だけでなく、色が加わった時の魅力や、全く違った見せ方の作品の魅力もしっかり知ってくれていて、作者さんの作品からだけでなく、どんな作品が好きかと言った話からも伝わってきます。自分の興味のある絵や作品の話をしてくれるのも、うれしいものです。
今日はなんだか眠そうな生徒さんもちらほら、みんな忙しいと思います市、おとなになるにつれて夜ふかしもしちゃいがちですが、本当に寝るのは大切!早く寝て元気に来てほしいなぁと思います。
担当したのは、ちひろ先生でした。(記:ちひろ先生)