といいながら、そんなに雨が嫌いではないんです。
これ、前にもお話ししたような…。
さて本日は「静物課題」
モチーフは、なんと牛頭骨!
本物ですよ。。。
僕ら芸大美大出身の人間には、身近なモチーフではあるんですが、なかなかお目にかかれないものではないでしょうか。
さてさて、授業は消しゴムは使わずに鉛筆を使い描いていきました。
「見て描く」の基本がやはり大切ですし、「全体に対して、部分の大きさや位置の比較」に気を付けてながら進めていきました。
授業の始めに、形を取るためのポイントの説明。
実際に描き出すと「紙に収まらない!」「形がへん!?」となりますね。
でも、これが大事なんですね。
画いてみて、その結果うまくいかない。
そこから上手に描くには、どうしたらいいのか???
と、考えます。
最初の1枚目は、悪戦苦闘しながらでしたが、描き進むにつれて「ただ描く」
から「どう描く」へ変化していきました。
最初は、紙面に収まらなかった牛頭骨も収まるように描くことができました!
こちらは、アキヒロ先生が描いたものです。
最初から「目」や「歯」を描くのではなく、各部の大きさと位置(関係性)のバランスをとってから手を進めいきます。
そんな授業の中、ちょっとしたお遊び。
牛頭骨に帽子をかぶせてみました〜
また、授業後半では骨格標本の写真を見ながら「身体(動物)」について描いてみました。
写真は、イルカの骨格標本の写真です。
小さな骨が全体を作り、全体が細部を作る。
なんだか、哲学的にも聞こえますがデッサンなどの描くことでは「全体と細部の比較」がとーーーても重要なんですよ。
こちらは「カンボジア出品の絵」です。
また、別のトピックでご紹介しますが、カンボジア王立芸術大学学長さんから
がじゅく宛てにお手紙いただいたんです!
みんなの描いた絵は、カンボジアでカンボジアのこどもたちの絵と一緒に展示されます。
とってもステキで夢のある展示だと思います!
担当した先生はアキヒロ先生とのぞみ先生。(記:アキヒロ先生)