さーて、本日の聖蹟木曜少年クラスは「牛頭骨デッサン」と「セロテープと紙の工作」「お弁当を作ろう」でした。
イーゼルに画板を置き、描いていきます。
光がどこから差していて、牛頭骨のどの部分に沢山光が当たっているか???
そんなことを考えながら描いていきます。
正に、手を使っての「思考」ですね。
さてさて、「牛頭骨デッサン」から見ていきましょう。
このデッサン、通常のデッサンとは違い「黒地に白で描いていく。」という手法で進行していきます。
なぜかって?
通常の白地(白紙)に鉛筆や木炭(黒)で描いていくデッサンは「影・陰」描いていきます。鉛筆や木炭で描いていけるのは暗部ですよね。
しかし、こちらは黒地(黒紙)に白クレヨン(白)で描いていきます。そう、「光」を描いていくんです。
光があり、形の変化によって「陰影」ができていく。ことを感じて理解してもらうために通常と違ったアプローチで絵を作っていきます。
前置きが長くなりましたね。
イーゼルに画板を置き、描いていきます。
光がどこから差していて、牛頭骨のどの部分に沢山光が当たっているか???
そんなことを考えながら描いていきます。
正に、手を使っての「思考」ですね。
まず、いろんな形の紙を切り出し、セロテープでつなぎ合わせていきます。
どんな形が生み出されるか、まずは体験していきます。
だんだんと、自分が作りたい「形」のイメージが浮かんできたら、そこに向かって紙をつぎはぎしていきます。
ねらった形に近づいたかな?
「自分が作りたい形」→「一度展開してみる」→「立体から平面へ」→「切り出す」→「組み立てる」→「平面から立体へ」→「自分が作りたい形」
こんな過程を経て、工作をしていきます。
そして、できあがった「マシンガン」
これもできあがるまでに四苦八苦してたんですよ。
こちらは、いろんな形の紙を切り出しセロテープでつなぎ合わせていく中から生まれた「新種の生物」です。
複雑に絡み合った表面は「うろこ」のようで面白い作品です。
「お弁当を作ろう」では、じっくりをレタスやブロッコリーを作っていきました。
レタスの表面の葉脈まで再現していくので、細工が大変!
しかし、じっくりと作品と向き合っていました。
こどもたちの頭の中には「自由な発想」が沢山詰まっています。
そして、真摯に作品に向き合う姿勢があります。
私たちの指導が、その「自由な発想」を抑えるのではなく、よりよいかたちで引き出せるように、また素直で真摯な姿勢の後押しができるようにと毎度の事ながら実感させられますね。