こども美術教室 がじゅく 聖蹟桜ヶ丘スタジオのブログです。日々創作活動にいそしむ子供達の表情や毎回の授業の報告などを発信しています。(子供のための造形・絵画教室)

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2022年2月16日水曜日

聖蹟2/16(水)中高生クラスの授業報告


授業報告の前に、休講のお知らせです。
来週の2/23水曜日は、祝日のため全クラス休講です。
皆様お間違いないようお気をつけください。

それでは本日の授業報告です。
見てください。
素晴らしいデッサンですよね。
じっくり時間をかけて描いてくださいました。

今日の授業の終わりに、デッサンはいつ終わりなのかという話が出ました。
デッサンに限らず、絵の終わり(完成)はないと言っても良いくらいです。(先生の持論です)
描こうと思えばいくらでも手を加えることができます。
ただ、段々と「ここで筆を置こうかな。」ということが決められるようになってきます。
それはどんな作品を描いているかにもよりますし、個人差もありますが、先生はそれにはたくさんの絵を描くという経験が必要になってくるのではと思います。また、いろんな作品を見る経験も必要と思います。
ちなみに先生は、予備校でちゃんと絵を習い始めて4年、大学で4年、それから卒業してやっと、こんな感じかしらと自分で筆を置けるようになったかなくらいです。
さらにだいぶ経ってますが、今でも終わりに迷う事もしょっちゅうです^ ^

そんなふうに言うと道のりは長そうですが、しんどい時もあるかもしれませんが、とにかく描くことを楽しんで、どうなのかな。いつ終わりなのかなと迷うことも楽しみながら描いていきましょう!

構成デッサンの生徒さん。
最初は6個入りのパックに入っていた卵を色紙の上の毛糸のある位置に描いていました(左の卵はそのまま)が、先生により突然のモチーフ変更をしてもらいました。
難しい形を時間をかけても正確に捉えることももちろんおこなっていきたいですが、今日はぐいぐい描いていってほしいと思ったからです。
そしてぐいぐい描いてくれました。良い描きっぷりです。その調子で自信を持って頑張ってほしいです!

朽ち果てかけた車を描いてくれた生徒さん。
何も見ないで車を描くのはかなり難しいと思いますが、日を浴びて良い雰囲気が出ています。
本物を観察して描くようなリアルな車ではなく、その絵の世界観に合った車を目指していたようです。まだまだご本人のイメージ通りではないのかもしれませんが、先生は成功していると思います!


お振替の生徒さんは描きかけのデッサンを一時中断して、鉛筆の濃淡表現トレーニングにチャレンジしてもらいました。
一本の鉛筆で真っ黒から限りなく白に近いグレーを複数枚のカードに段階的に塗り分けていきます。
こんなに鉛筆の濃淡が描けるのだと体験して、再度デッサンに挑戦してみてほしいと思います!


次回の水曜クラスは、3月2日です。
みなさんお待ちしています!

担当したのは、あさ先生とちひろ先生でした。(記:ちひろ先生)

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